遺言書作成に関連した事例|鎌倉市大船地区および横浜市栄区の行政書士事務所

相続

遺言書作成は残されたご家族への「思いやり」です。

我々の人生において悲報というのは突然舞い込んでくるものですが、人というのはそのようなネガティブな未来から目を背けたいと考えてしまうものです。 「もっと先になったら遺言書を作ろう。」とお考えの方も多いでしょう。
しかし、万が一あなたに何かあったときに悲しみを抱えたまま、
不慣れな手続きや相続に関する対応などを行う必要があるのは残されたご家族です。
また、遺言書が作成されていなかったがために、ご家族内やご親戚の方とのトラブルになってしまうケースも多く耳にします。
そのようなことがないよう故人を偲ぶ時間を準備できるのはあなた自身です。 そして、大切なご家族に対してできる最後の思いやりの1つが「遺言書作成」かもしれません。
ここでは実際にあった遺言書作成に関して寄せられた、ご相談や体験談をご紹介いたします。

遺言

遺言書が作成されていなかったケース

遺言書がないことが残された家族関係にも影響

遺言書が作成されていなかったご家族の嘆きです。
遺産の分配などに関して家族内の話し合いを行っていますが、「遺言書」が作成されていなかったため、 互いの主張のみが先行してしまい、家族関係もそれまでとは変わってしまいました。
悲しみを抱えてお葬式を終え、本来は故人を偲ぶ時間であるはずがこのようなことになり、夫を失くした妻は非常に悲しんでいました。
項目 解説

遺言書

ご遺族の方が法定相続分通りに相続を行うのであれば遺言書作成の必要はありません。 しかし、ご家族それぞれに対し分配する比率や内容を指示したいのであれば遺言書を作成する必要があります。

実際にはトラブルなく「法定相続分通り」に相続されていく事は少ないように感じます。 相続内容に関わらず、ご家族への思いとともに分配する比率や内容を綴った遺言書を作成することをおすすめ致します。

遺言書を作成し、遺されたご家族がこれまで同様に暮らしていけるようにしましょう。